Desk Mosaicでオフィスの最適化を図る

株式会社NTTデータ様

社名株式会社NTTデータ
業種情報・通信業
社員数10,000名以上(単体)
URLhttps://www.nttdata.com/jp/ja/
業務統括本部 コーポレートサービス部の長田様、両角様にお話しを伺いました。

社員が本業に専念できる職場環境を目指す、業務効率とオフィス最適化への取り組み

簡単に、御社業務統括本部様のミッションと普段の業務について教えていただけますでしょうか。

当部のミッションは、“社員が本業に集中できる環境を整えること”です。そのために、社内BPOの推進をはじめ社内業務フローの電子化や効率化、省人化を進めています。オフィスに関しても、従来は組織ごとに管理がなされていましたが、これではコストのばらつきや手間がかかってしまうため、共通する機能は全社的に集約し、共同利用化を進めています。
日々の業務では、社員からの問い合わせを円滑に行うための環境・仕組みづくりにも取り組んでいます。

当部には「データドリブン経営の推進」という大きなテーマもあり、社内の問い合わせ件数や内容などのデータを分析し、社員がどんな課題や疑問を持っているかを把握することで経営方針策定や業務改善に役立てています。
Desk Mosaicについても社員の利便性はもちろんですが、一方でどれだけオフィスリソースが適切に使われているのかを把握してオフィスの拡張や最適化を図りたいという思いがあります。

フリーアドレスを導入した経緯について教えてください。

組織ごとではありましたが、当社は十数年前からフリーアドレスを導入してきました。
当時フリーアドレスを導入していた部門では全員分の座席があり、5~60席ほどのグループ単位で自由に好きな席に座るシンプルな運用でした。見渡せば誰がどこに座っているかもわかりましたし、特にシステム導入もしていませんでした。
コロナ渦をきっかけにハイブリッドワークが本格的に始まり、改めて働き方やオフィス運用を見直すことになりました。そしてオフィスの標準化コストの削減出社率の変動に柔軟に対応できるという点から、フリーアドレスを導入する割合が増えていきました。

(写真左から) 両角様、長田様

コミュニケーション重視のオフィスへ
——予約システムによる柔軟な働き方と環境整備。

座席予約システムを導入した経緯を教えてください。

働き方を見直す中で、出社とリモートそれぞれの働き方の役割について社員にヒアリングしたところ、出社時はコミュニケーションを取ること、一方で単調な作業や日々の営業活動はリモートで十分という意見が多くありました。
コロナ禍でオンライン会議が増えたことに加え、社員数も増加したため、出社時のコミュニケーションスペースや会議室の不足、座席が足りないといった課題が顕在化しました。今の働き方に合ったオフィスに変更するため、従来のように部署ごとに席やエリアを分ける運用から、共通する機能は組織間の壁を取り払った全社的なスペース共有へとシフトすることになりました。
複数のフロアを自由に使えるようになったことで、誰がどこにいるのか分からない予約しないと席がない業務に合った席が使えないという新たな課題点から、座席予約システムがないと運用が回らないという結論になりました。
また、管理面でも、座席の稼働状況を把握して流動的にレイアウトを変更したいという思いもありシステム導入することになりました。

直感的でシンプル、使いやすいUIが現場にフィット。

Desk Mosaicに決めた理由はなんでしょうか?

当社の他部門で先行利用していた実績があり、安心感があることが大きな決め手です。
また、QRコードによるチェックインの簡単な操作性も良かったです。
ICカードやビーコンなどが利用できる他社サービスも検討しましたが、追加デバイスが必要だったり、精度や運用の手間が懸念材料としてあり、QRコードでの運用が結果的に一番バランスが良いという結論になりました
予約や確認が手軽にできること、当日出社してからその場で予約できる利便性、そして直感的でシンプルなUIも魅力的です
また、ユーザーのニーズに合わせて迅速に機能追加してくださる柔軟な対応も良いと感じました。
座席予約はこう使うべきというスタンダードがない中で、当社の運用も含めて、一緒に成長していくという点で御社が上手く嚙み合ったと感じています。

Desk Mosaic導入までの流れと、社内の反応はいかがでしたか?

初期設定については、Excelで座席レイアウトを作成したり、ユーザー登録を行うのみで大きな負担もなくスムーズに導入できました。特に困ったことや大変なこともなかったです。
社内への周知も、イントラネットやメールで案内したのみで説明会などは実施していません。普段から外部のシェアオフィスを利用する機会もあり、社員の間に予約文化が自然に根付いていたため、浸透に大きな苦労はありませんでした。
最初は「予約が手間」という声もありましたが、実際に席が足りなかったり、使いたい席が埋まっているという状況が現実問題としてあったため、予約の必要性への理解はスムーズだったと思います。

 

Desk Mosaicが生み出す新しいコミュニケーション
——使いやすさとオフィス最適化の両立

Desk Mosaicを導入してみていかがですか?

導入して一番良かった点は、誰がどこにいるのかマップ上で一目で分かることです。
部署横断のコミュニケーションが必要な場面で、隣の席や近くに座っている社員の所属や名前が見えるのは非常に便利ですし、コミュニケーションのきっかけにもなります。実際に、隣の席に座っている人に話しかけたこともありますし、コミュニケーションの創出に良いと感じました。
システムの操作性もシンプルで直感的なため、社員からも「使いやすい」「マニュアルを見なくても分かる」といった声が多いです。問い合わせもほとんどなく、スムーズに運用できているため、管理面でも助かっています。
予約機能だけでなく座席の稼働率や利用状況が可視化できるため、レイアウト変更や席種の最適化にも役立っています。運用面においても、ファイルアップロードに時間が掛かる、動きが遅いといったこともなく問題なく利用できています。
一方で、混雑している席は自然と予約する文化ができていますが、そうでない席は予約しなくても利用できてしまうため、予約せずに自由に使われている傾向があると感じています。ただ、そうした席は今後、予約不要のフリーエリアとして活用するなど運用改善のための判断材料にできると捉えています

グループ会社だからこそやりやすかった点などはありますか?

同じグループウェアを利用しているため、チャットで連絡できる点は便利だと感じました。不明点などがあればチャットベースですぐに聞くことができて、大変助かりました。それ以外ではグループ会社だからということで大きな違いは特に感じませんでした。

今後Desk Mosaicをどのように活用していきたいですか?

社員がその日の業務内容に合わせて最適な席を選べるように、座席の過不足を調整していきたいです。
フリーエリアも残しつつ、基本的にはすべての座席を予約制にすることで座席の利用状況が可視化できると思うので、Desk Mosaicをオフィスファシリティの最適化に使いたいということが一番ですね。
これまではなんとなくの感覚だった部分を、今後はデータを活用して、必要に応じてレイアウトを変更しながらより効率的なオフィスづくりを目指していきたいです。

 

Desk Mosaicの価値とは——毎日の利用状況が導く最適なオフィス運用

最後に、オフィスに悩まれている企業様に一言いただけますでしょうか。

社員の働き方の「見える化」は、外部環境が変化する中、会社として最適な働き方やオフィス運用を考えるきっかけになります。
毎日の利用状況から、社員の働き方やオフィスの使い方を柔軟に見直し、より良い職場環境づくりにつなげていくという使い方がDesk Mosaicの真価ではないかと思います。

Desk Mosaicスタッフ一同より

この度は貴重なご意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。
“社員が本業集中できる環境を整える”、“データドリブン経営の推進”という大きなミッションに取り組まれている姿が印象的でした。
社員様にヒアリングした内容をもとにオフィス運用を検討されている点で、社員一人ひとりの働き方に合うオフィス設計を常に考え、全社的に変えていきたいという思いがすごく伝わってきました。
今後もより良いオフィス環境づくりにDesk Mosaicをご活用いただけると嬉しいです。
この度は、ご協力ありがとうございました。

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